葬儀を自宅で執り行うことが一般的という時代は一昔前のことになり、近年では葬儀を執り行う際には会場を利用するというケースが大半となっています。葬祭場を選ぶとなれば、自宅から近場が負担が少ないので良いと考えるのは当然のことではないでしょうか。
しかし、自宅からの距離のみで考えるべきとは言えません。葬儀に参列する人が遠方から来る場合には、公共交通機関から近い会場を選んでおかないと参列者の負担となってしまいます。しかし公共交通機関から近場にある会場はそう多くはありません。
その際には、会場から公共交通機関まで送迎バスがあるのかという点に注目して置く必要があります。自家用車で足を運ぶ人が多い場合には、十分な広さの駐車場があるのかという点を確認して置くべきです。しかし葬儀となれば基本的には高齢者が故人となっており、参列者も高齢というケースも多いので自家用車よりも公共交通機関を利用する人が多いということは間違いないのではないでしょうか。
もちろん公共交通機関と葬祭場の送迎車があるのかというだけではなく、火葬場が会場とは別という場合には火葬場までの送迎があるのかということもチェックしておく必要があります。葬儀プランの中に送迎サービスも含まれているケースもあれば、送迎は追加のオプションとしてつけなくてはならずプラス料金が発生してしまうこともあります。
基本的な送迎車の大きさや台数にも注目しておく必要があります。参列者が想定しているよりも多いとなれば、当日追加で送迎車が必要となる可能性もあるということを頭に置いておかなくてはなりません。葬儀は遺族と故人だけではなく、参列者への感謝の気持ちも忘れないようにする必要があります。
負担にならないようにするためにも、送迎サービスの有無は見積もりを取るときによく確認しておき、業者との意見の食い違いが起きないようにしておくことが大切になって来るのではないでしょうか。
(参考情報)
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