冠婚葬祭の中でも、最も難しくてナーバスになるのが葬儀・告別式だと言われています。故人がエンディングノート等に希望を記していれば別ですが、急逝の場合は慌ててしまうのが当たり前です。とりわけ喪主に関しては、限られた時間の中でやるべきことがたくさんあります。そして、最も深刻になるのがお寺との関係だと言われています。近年は無宗派の方が増えていますし、特定の菩提寺を持たないケースも増えています。そのため、お葬式のお布施の相場が分からずに、大きな恥を掻いてしまうことがあります。
ほとんどの人が病院で最期を迎えることになると思われますが、病院から紹介してもらうことができる葬祭場が必ずしも良い業者とは限らないということを、あらかじめしっかりと頭に入れておきましょう。ほとんどの場合、葬儀社は一般の業者に比較して費用が高くなるのが一般的です。病院から紹介された葬儀社には、遺体を搬送するということだけを依頼することも可能です。ほとんどの人は葬儀社を知り合いから紹介されて決めるということが非常に多いです。
葬祭場の場所をどこにするかを選択するには、複数のポイントがあります。せわしない中でスピーディーに選定しなければならないことから、 予め確認ができずあとあと悔やむことのないように、重要なポイントをチェックしておくと賢明でしょう。万が一の時は、どのタイミングで訪れるか分かりません。24時間体制で、休まず連絡が取れる葬儀社であることが前提条件となります。加えて、葬儀には多種多様なスケールがあります。家族葬の様に、身内オンリーで遂行する式もあれば、社葬の様に、数百人が訪問するスケールの大きいの葬儀まで、いろいろあります。
冠婚葬祭との言葉があります。婚は結婚のこと、葬は葬儀の古都と何となく想像がつきます。では、冠は何になるかです。これはかつての冠式に当たり、今の成人式になります。15歳になると元服と言って大人になるための儀式を行っていました。では祭は何かです。世間で一般的に行われている祭りではなく、先祖の霊を祭る全般を指すとされています。現代においては、お盆であったりお彼岸などにいろいろなことを行いますが、これらに該当するとされています。
葬祭場で食べる食事はどのような内容が好評で失礼に値しないのか気になります。夏場は暑く冬場は涼しいので気温によっても料理のメニューを変化すると喜ばれます。おにぎりは定番で、片手一つで食べられる他、気軽につまめるので人気です。具材は何でも大丈夫なので、梅、鮭、ふりかけといったように様々なバリエーションに富んだ種類の中から食べる人は具材を好んで食べられます。どちらかというとがっつり食べるものは用意せず軽食で抑えるようにするのが好ましいです。